ハラスメント防止になぜ研修が必要なの?
ハラスメント防止になぜ研修が必要なわけ
! わかりやすいチェックポイント !
- セクハラやパワハラを受けた時はどうすればいいのか
- ハラスメントを受けたという相談があったとき
どのように聴いて、どう対応すればいいのか
御社では従業員全員がわかっているでしょうか?
セクハラもパワハラも、根っこは「差別」です。
ハラスメントの防止や救済で重要なことは、
1.受け手が「ハラスメントだ」と感じたことがハラスメントであるということ
2.二次被害から被害者を守ること
ハラスメントの受け取り方には、個人差があります。
ですが、まずはそれを受け止めることが大切です。
また、
二次被害とは、事実を訴えたり、相談したりする際の、精神的な負担や
現状の再現などによる忌まわしさ、恐怖のフラッシュバックをおこさせることです。
このことから
- セクシュアル・ハラスメントとは何か
- パワー・ハラスメントとは何か
- どのような罪に問われるのか
- 相談の仕方と受け方
- 対処の仕方
これらを従業員へ教育し、個々の思い込みを取り除き、相手の気持ちや立場を
尊重するように意識を変えてもらう必要があります。
特に、管理職や上司が留意すべきことを学んでおかないと
ハラスメントの防止もできませんし、発生した場合の対処もおぼつきません。
また、行為者には刑法と民法の懲罰規定が適用されることがあります。
ハラスメントの社会的な認知度もあがっていますし、
従業員の会社に対する意識も変わってきていますので
より苦情の申し立てがしやすい社会になりつつあります。
企業風土や従業員の士気をより良くするため、
そして、時間や労力、裁判や職場復帰にかかる費用、会社の評判が落ちるなどの
大きなロスを招かないように、ハラスメント防止の教育を行うことが必要です。